地域社会の子育て家庭を支え
新たな保育界を創造する

保育ソーシャルワーク研究所 所長

所長挨拶

保育ソーシャルワーク研究所
 所長 永野 典詞

 激動の社会を迎えた今日,子ども子育て家庭では,大きな混乱と子育ての困難な場面が多くみられるようになってきています。特に,乳幼児の子育て中の保護者には,経済的,心理的,肉体的な負担も強いられている状況です。このような子ども子育て家庭では,問題や課題に気づいてもどこに相談するのか,誰に相談したらよいのかなど,相談の手段にも困っている状況だと思います。
 そこで,本研究所は,保育,子育て,ソーシャルワークの専門家である本学教員や付属保育園園長などが所員として,子どもの育ち,親の育ち,そして,子育て支援,保護者支援など子ども子育て家庭全般に係る相談・支援(ソーシャルワーク実践)について,研究,実践の場として設立します。
 本研究所では,子育て中の保護者が,気軽に,気兼ねなく,子育ての悩みや,保護者自身の不安や悩みなどを,相談できる場を提供し,子育て家庭のQOL(生活の質)を高めることを目指しています。同時に,保育園,幼稚園,こども園など(以下,「保育施設」という)と連携して,各種研修会や相談会(スーパービジョンなど)の開催や,事例研究を通した,保育(子育てを含む)とソーシャルワーク(相談支援)の実践的研究も進めてまいります。

おしらせ

 九州ルーテル学院大学には教育、心理、精神保健福祉などの分野に多くの研究者が在籍し、これまでも地域や教育が主宰する事業、審議会などに、それぞれの立場からご協力を致してまいりました。学生や大学院生が学校の授業に参加することもあります。 今後は、さらに地域社会への貢献をさせていただくために、研究所という形にして、その機能を高めようというものです。

地域社会貢献について

  • 地域

    子育て家庭における子育て不安や悩みの相談窓口を開設し、子育て家庭を支えてまいります。

  • 保育施設

    保育所,幼稚園,こども園など保育施設の各種相談(保護者支援や各種保育実践など)、外部スーパービジョン、各種研修(子育て支援,保育実践,人材育成など)を開催します。

保育ソーシャルワーク
研究所について

設立 2022年4月
所長 永野 典詞(人文学科教授)
所在地 〒860-8520 熊本市中央区黒髪3-12-16 九州ルーテル学院大学内
永野研究室

業績のご紹介

年度 テーマ(概要) リンク
2022年度 保育ソーシャルワーク研究所設立

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